初心者の時に聞いたエラー解決のコツ
初心者エラー
公開日
2024/01/20
更新日
2024/01/20
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はじめに
実務にてエラーに直面した際、当時の直属の上司に教わったコツをまとめます。
エラー解消の手順
エラー解消するポイントは次のように教わりました。
- 再現手順を確保する
- 事象を切り分ける
- エラーログを読んで原因を特定
- 解決の計画と実装
それぞれ詳しく見ていきます。
1. 再現手順を確保する
エラーが出たら、まず最初にやるべきは「再現手順」を確保することだと言われました。
実際には「偶然発生する」ようなものもあるので、確実に再現手順を確保することはできないのですが、可能な限り「再現手順」を残しておくべきです。
再現手順が無いと「なんとなく直った」という曖昧な解決になりますが、再現手順があれば「解決した証明」になります。
「解決した証明」という観点で、再現手順は最初に確認しましょう。
2. 事象を切り分ける
次に、「エラー」がどこで発生したかを切り分けます。
「フロント」でエラーが発生してるからフロントがエラーなのではなく、「サーバー」「ネットワーク」「フロント」の全てで、エラーが出てるかを確認し、正常に動いてる部分を明確にします。
もっと言えばAPIなども含めて全てを確認します。
重要なのは「正常に動いている」ところを明確にし、調査範囲を少なくすることが重要です。
3. エラーログを読んで原因を特定
結局のところ、エラーログに全てが書かれてることが多いです。
最初はコピペで検索していたのですが、どうも解決しないことが多く、相談したらこのように言われました。
というのも、「環境依存」によるエラーは、検索でも解決しにくいからです。
とにかく、エラーログを読んで、原因を特定するのが、エラー解消の重要なステップです。
4. 解決の計画と実装
事象を切り分け、原因が特定出来たら、解決の計画を立てます。
原因をつぶすために修正する箇所を考え、それらの影響範囲を割り出します。
実装した後、影響範囲のテストを通します。
テストが無いなら追加します。
以上が、私が教わったエラー解決のコツになります。